[断面形状マネージャ]ダイアログボックス

以下のいずれかの方法で、断面形状マネージャを開きます。

[デザイン]→[断面形状]→[断面形状マネージャ]を選択します。

[オプション]→[属性設定]→[断面形状マネージャ]を選択します。

既存の断面形状要素を選択してから、コンテキストメニューの[選択した断面形状を編集]をクリックします。

この機能の詳細は、「断面形状要素の作成または編集」を参照してください。

[断面形状を管理]パネル

ProfileManager.png 

[断面形状を選択]:ポップアップリストから断面形状を選択します。以下の 4 つのアイコンを使用して、新規断面形状を作成するか、選択した断面形状を複製、名前変更、または削除することができます。

ManageProfilesIcons.png 

[新規]:このボタンをクリックすると、新しい断面形状を作成できます。表示されたダイアログで名前を付けます。

[複製]:このボタンをクリックすると、選択した断面形状が新しい名前(表示されたダイアログで名前を付けます)で複製され、新しい断面形状が作成されます。その後、プロパティの編集を行います。

[名前を変更]:このボタンをクリックすると、現在選択している断面形状の名前を変更できます。

[削除]:このボタンをクリックすると、プロジェクトから選択した断面形状を削除できます。

モデルの属性の削除と置換」を参照してください。

[取得]:有効なモデルウィンドウで壁/柱/梁の要素が選択されている場合、このボタンをクリックすると、断面形状編集ウィンドウ内の要素を新しい断面形状要素として取得できます。

[適用]:有効なモデルウィンドウで壁/柱/梁の要素が選択されている場合、このボタンをクリックすると、[断面形状マネージャ]ダイアログボックスで現在選択されている断面形状または作成中の断面形状が、選択されている要素に適用されます。

[断面形状マネージャ]では、他の属性設定ダイアログボックスと同様、[使用項目]ボタンによって現在の断面形状を配置するのにどのArchiCADツールを使用できるかが決まります。

[作図レイヤー]パネル

作図レイヤーには、[断面形状編集]ウィンドウにのみ適用されるレイヤーの設定が含まれています(このパネルは、[断面形状編集]が開いている場合にのみ有効になります)。

DesignLayers.png 

現在のツールのレイヤーは強調表示されます。

作図レイヤーの表示/非表示パラメータは、[断面形状編集]ウィンドウだけに影響します。

[構造]:塗りつぶしツールまたはホットスポットツールを使用して断面形状要素を作成する場合に有効になります。断面形状編集ウィンドウで塗りつぶし(ホットスポット)要素を表示/隠すには、視点アイコンをクリックします。構造レイヤーに描かれたアイテムは、全て断面形状の一部として保存されます。

[作図]:その他の作図ツールを使用する場合に有効になります。この要素は、保存された断面形状要素の一部にはなりません。このウィンドウで作画要素を表示/隠すには、視点アイコンをクリックします。

作図レイヤーに描かれたアイテムは断面形状属性の一部として保存されますが、配置した断面形状には表示されません。

注記:[断面形状編集]ウィンドウに配置した寸法要素は、属性の一部としては保存されません。それらは作図のためだけに使用します。

[水平/垂直ストレッチ]:オプションの断面形状属性。このパラメータをオンにしないと、作成された断面形状を平面図に配置したときにその断面をストレッチまたはサイズ変更できなくなります。

HorizontalStretch.png 

最終的な断面形状要素を水平方向または垂直方向にストレッチできるようにするには、ストレッチパラメータのボックスをチェックします。

このウィンドウでストレッチハンドルを表示/隠すには、視点アイコンをクリックします。

このウィンドウで通常の編集方法を使用して、断面形状要素上の正しい位置にストレッチハンドルを移動します。

[水平ストレッチ]/[垂直ストレッチ]をオンにすると、[断面形状編集]ウィンドウにストレッチできる面を表す破線が表示されます。この破線は、他の図面要素と同様に[断面形状編集]ウィンドウ内で断面形状の任意の部分に移動できます。作成された断面形状要素をモデルに配置すると、この破線はその要素のストレッチ「ハンドル」として機能します。

開口参照

OpeningReference.png 

配置した断面形状要素に開口部を配置するための基準線を設定するには、このチェックボックスをオンにします。平面上に断面形状壁を配置すると、断面形状編集ウィンドウに、ドア /窓を配置する基準線が表示されます。

断面形状編集ウィンドウで開口参照線を表示/隠すには、視点アイコンをクリックします。

断面形状編集ウィンドウでこの基準線を編集し、壁開口の正しい位置を確認します。

必要な場合は、他の線と同様、断面形状の形と一致するようにこの線を編集して、開口部が正しい位置にくるようにします。

[開口参照]がオフの場合、建具は断面形状要素の境界線に沿って配置されます。

構成要素パネル

断面形状編集ウィンドウで(塗りつぶし、または線によって表される)構成要素を選択します。

SelectProfile.png 

断面形状編集の構成要素パネルで、次のパラメータを編集します。

[構成要素タイプ]:選択した構成要素を「躯体」、「仕上げ」、または「その他」のいずれかとして定義するには、このポップアップをクリックします。この定義は、複雑な要素の躯体表示に反映されます。

ProfileComponents.png 

詳細については、「躯体表示」を参照してください。

[材質]:[材質上書き]ボックスをチェックして、ポップアップから新しい材質を選択します。チェックしない場合、選択した構成要素は、そのビルディングマテリアルで定義された材質を使用します。

[切断終端線種]:選択した断面形状の線の構成要素の線種とペンを定義します。要素が「切断面のみ」と表示された場合、この線種とペンが分離線に使用されます

(この線を表示しないようにするには、[切断終端線を表示]ボックスのチェックを外します)。

構成要素面積のリスト

[基線]または[基礎円]のいずれかを選択して、ArchiCADが構成要素の連動一覧表でこの構成要素の表面積をどのように計算するかを定義します。

断面形状編集で基礎線または基礎円を表示して編集するには、[ビュー]→[表示オプション(スクリーン)]→[構成要素面積の基線/基礎円]をオンにしていることを確認してください。

詳細は、「層/構成要素面積の計算」を参照してください。

断面形状 - 均一な輪郭パネル

ダイアログボックスのこの部分では、断面図および平面図での表示用に、均一な線種およびペンカラーを切断線および全ての分離線に一度に適用できます(このパネルは、[断面形状編集]が開いている場合にのみ有効になります)。

UniformProfile.png 

[切断線]:断面形状要素の全ての切断線(外側の線)に均一な線種およびペンカラーを選択します。

[分離線]:断面形状要素の全ての分離線(内側の線)に均一な線種およびペンカラーを選択します。

[指定変更]:このボタンをクリックすると、切断線および分離線の設定を断面形状編集ウィンドウの個々の線に適用できます。この均一な設定は、全ての個別線設定の指定を変更します。

注記:2つの塗りつぶしが同種のビルディングマテリアルであった場合、その境界線は取り除かれます。2つの塗りつぶしは一つに結合されます。