断面図について

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断面図ツールは、断面図マーカーの配置に使用します。断面図マーカーは、以下の 3 つの形式のいずれかを取ります。

1.断面図ビューポイントを生成するソースマーカー

2.断面図ビューポイントを生成しないが、その他の全てのビュー、ビューポイント、または図面の参照先となるリンクされたマーカー

3.カスタムテキストを含むリンクされていないマーカー

注記:「ソースマーカーを強調表示」オプションを使用すると、ソースタイプのマーカーと、リンクされている/リンクされていないマーカーとを簡単に区別することができます。このオプションは、[表示]→[表示オプション]で有効になります。

ソースマーカーの強調表示」も参照してください。

注記:断面図ツールを使用しなくても、個別断面図(マーカーあり、またはマーカーなし)を作成することができます。

個別断面図ビューポイントを作成する」を参照してください。

断面図を生成するには、平面図に断面線を引き、断面図のソースマーカーを配置します。ソースマーカーは、ArchiCAD で新規ビューポイントを生成します。このマーカーを設定すると、この断面図ビューポイントから作成した最初の図面などさまざまな参考情報を表示することができ、移動や識別が簡単になります。

新しく作成した各断面図ビューポイントは、ナビゲータプロジェクト一覧の[断面図]部分に一覧表示されます。

断面図ビューポイントの要素は、[断面図設定]で定義する断面図の状態に依存します。

モデル断面図には、平面図で該当する要素や2D要素を使用してリンクおよび更新される編集可能な組み立て要素が含まれています。

図面断面図には、平面図にリンクされておらず、変更を反映しない図面要素が含まれています。

断面ウィンドウでは、要素の表示および変更はできますが、新しい組み立て要素は作成できません([移動コピー]または[連続コピー]コマンドを使用している場合を除く)。要素を断面ウィンドウに貼り付けると、図面要素(点、線、塗りつぶし)として再現されます。

オブジェクトは断面ウィンドウに配置できますが、単に図記号として認識されます(対応する3Dモデル要素は生成されません)。

断面図はビューとして保存し、図面としてレイアウトに配置できます。断面ウィンドウの内容は直接発行できます。

リンクされた断面図マーカーまたはリンクされていない断面図マーカーを配置するには、平面図、断面図、立面図、展開図、詳細、ワークシートウィンドウのいずれかで断面図ツールを使用します。このような断面図マーカーはリンクされたマーカーで、これを使用すると、プロジェクトのどのビューポイント、ビューまたは図面にもリンクできます。リンクされたマーカーは、参照専用です。

リンクされた断面図マーカーを配置する」で例を参照してください。

断面線およびマーカーオブジェクトは、[断面図設定]で選択およびフォーマットできます。

リンクされていないマーカーは、発行済みの文書で役に立ちます。例えば、ArchiCAD プロジェクトに統合されていない外部図面の位置をページ番号を使用して参照する場合に便利です。

リンクされていないマーカーを配置」を参照してください。

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