ARCHICADでは、ネイティブRhino(3dm)ファイル形式を読み書きできるようになり、2 つのアプリケーションの間で「参照モデル」ワークフローが可能になりました。
注記:3dmは、Robert McNeel and Associates Companyが開発した3Dコンピュータグラフィックス/CADアプリケーションであるRHINOCEROSのネイティブファイル形式です。RhinocerosのジオメトリはNURBS数学的モデルに基づいており、コンピュータグラフィックスにおいて(ポリゴンメッシュベースのアプリケーションとは対照的に)曲線やフリーフォームの表面を数学的に精密に表現することを目的としています。(Wikipedia英語版より引用)
3dmファイルのインポート
Rhinoモデルの一部または全部をARCHICADにインポートします。
インポートされたモデルは、編集不可のGDLオブジェクトとして表示され、元のRhinoモデルの論理構造が維持されています。アドオンとして実装された新しい技術では、Rhino由来のNURBSを解釈して、ARCHICADにおいては分割された表面に変換します。オブジェクトの設定ダイアログで、分割のレベルを調整することができます。
3dmへのエクスポート
3Dビューから、ARCHICADモデルの一部または全部をRhino(3dmファイル形式)にエクスポートします。Rhinoではこの種類のデータのみ取り扱われるため、形状情報のみエクスポートされます。形状以外のデータ(プロパティ、一覧表データ、数量)は転送されません。
Rhinocerosでは単一要素での複数のテクスチャはサポートされていないため、ARCHICADテクスチャのマッピングはサポートされていません。
詳細は、「Rhino 3Dモデルの使用」を参照してください。