ツールボックスの全てのツールに共通の一般的な設定については、「ツール設定ダイアログボックス内での作業」を参照してください。
詳細については、「立面図」を参照してください。
立面図の［一般］パネル
［参照ID］：ID はデフォルトで割り当てられますが、このフィールドに他の値を入力して変更できます。このフィールドには最高256文字まで入力できます。IDは、ナビゲータのプロジェクトウィンドウで断面を識別する際に役立ちます。
［名前］フィールドには最高256文字まで入力できます。この名前は、ナビゲータパレットおよび立面ウィンドウのタイトルバーに表示されます。
注記：ビューポイントを生成しないリンク済または個別のマーカーを配置すると、［ID］ フィールドおよび［名前］フィールドはグレー表示になります。
新規立面図マーカーを配置するには（立面図のデフォルト設定）
次のポップアップを使用して、立面図ツールで作成するものを定義します。
［新規立面図ビューポイントを作成］を選択した場合：
マーカー参照に次のいずれかを含められます。
•立面［ビューポイント］、ナビゲータプロジェクト一覧の位置で識別
または
•立面ビューポイントの最初に配置した図面、レイアウトブック階層の位置で識別
［リンクされたマーカーを配置］を選択した場合：
マーカー参照に次のいずれかの情報を含められます。
•選択したビューポイント
•選択した図面
•ビューポイントの最初に配置した図面
•ビューの最初に配置した図面
［リンクされていないマーカーを配置］を選択した場合：
マーカー参照にはリンクされた情報は含まれません。下の［マーカー］パネルでカスタムテキストを定義できます。
［参照先］：選択した参照項目のパス（ナビゲータ階層での位置）が表示されます。
配置した立面図マーカーを再設定するには（配置した立面線またはマーカーが選択されている場合）
ポップアップフィールドには、選択したマーカーの現在の状態に関するフィードバックが表示されます（ソースマーカー、リンクされたマーカー、またはリンクされていないマーカーのいずれか）。
必要に応じて、ポップアップを使用して状態を変更します。
マーカー参照を再設定するには：ポップアップの選択肢を選択するか、［参照］ボタンをクリックして、マーカーに表示するナビゲータパスのビューポイント/ビュー/図面を選択します。使用可能な選択肢は、マーカーの状態によって異なります（ソースマーカー、リンクされたマーカーまたはリンクされていないマーカー）。
リンクされていないマーカーの場合は、下の［マーカー］パネルでカスタムテキストを入力します。
立面の状態（ソースの立面図マーカーの場合のみ）
オプションを選択して、展開図と平面図間のリンクのステータスを定義します。
•［自動再構築モデル］：自動再構築ステータスの立面は、平面図が変更されると、開く度または画面の前面に表示される度に自動的に再構築されます。
•［手動再構築モデル］：手動再構築ステータスの立面は、自動的には再構築されません。［表示］メニューの［立面を再構築］/［モデルから再構築］コマンドを使用した場合だけ、モデルから再構築できます。
•［図面］：図面の立面図の状態では、平面図と連動していない2D図面要素に分解され、平面図にはリンクされず、モデルからは自動的に再構築されません。ただし、モデルに加えられた最新の変更を反映するために、図面は更新できます。
このポップアップリストでは、立面図マーカーおよび立面線を表示するフロアを選択できます。
•［垂直範囲］の下で［無限］ラジオボタンを選択している場合は、全てのフロアまたは特定のカスタムフロアを選択します（ポップアップリストに示されるフロアを選択するか、［フロアを参照］を選択し、プロジェクトの別のフロアを選択します。
•［垂直範囲］の［有限］ラジオボタンを選択し、高さの値を入力した場合、次の2つの追加オプションが有効になります。
［完全に範囲内］：立面図マーカーおよび立面線は、高さの値フィールドで定義した垂直範囲に完全に含まれる全てのフロアに表示されます。
［一部範囲内］：立面図マーカーは、高さの値フィールドで定義した垂直範囲に少なくとも一部が含まれる全てのフロアに表示されます。
水平範囲（ソースの立面図マーカーの場合のみ）
水平範囲は、立面ウィンドウに含まれる平面図の立面の奥行きを定義します。以下のラジオボタンを選択して水平範囲を定義します。
•［無限］：他の要素で隠れていない場合、立面線の後ろの全要素が立面ウィンドウに表示されます。
•［有限］：立面線と制限の間にある要素のみが立面ウィンドウに表示されます（この制限は、立面線の描画が終了した後、目玉カーソルでクリックした時点で定義されます）。
「マーカー範囲線の表示」を参照してください。
垂直範囲（ソースの立面図マーカーの場合のみ）
垂直範囲は、立面ウィンドウに含まれる平面図の立面の高さを定義します。
•［無限］：立面にプロジェクトの高さ全体が含まれます。
•［有限］：立面が制限された垂直範囲のみ表示されます。このボタンをクリックした場合は、立面の上部および下部限界の高度を入力してください。黒の矢印をクリックし、GLまたは特定のカスタムフロアを高さ値の基準として選択します。ポップアップリストに示されるフロアを選択するか、［フロアを参照］を選択し、プロジェクトの別のフロアを選択します。入力された限界の上下の要素は、立面ウィンドウでは表示されません。
このパネルのコントロールを使用すると、立面図マーカーとその構成要素の表示を定義できます。
•立面線とIDの線種とペンの太さ/ペンカラーを選択します。
注記：［立面図の範囲］の線（有限水平範囲の立面作成時に定義されます）は、画面だけに表示されるマーカーで、線種およびカラーは［オプション］→［作業環境］→［画面オプション］で設定します。
［長さ］：値を入力して、分節が接触する点、および立面線の最初と最後で各分節をどれだけ表示するかを制御します。
立面線の片端または両端のいずれかでマーカーを有効または無効にするには、チェックマークを使用します。
［マーカータイプを選択］ポップアップ：このリストからパラメトリックマーカーを選択します。
選択したマーカーの2Dシンボルがプレビューウィンドウに表示されます。
［マーカーの形式］：マーカーに適用するペンカラー、ペンの太さ、フォント、テキストサイズ、高さ、およびテキストスタイルを選択します。
［シンボルカラーを使用］：このチェックボックスは、上記のペンカラーの設定を無視し、要素の2D記号の作成時に使われたペンカラーを使用する場合にオンにします。
該当するGDLオブジェクトのパラメータがパラメータリストフィールドに表示されます。
注記：第一テキスト行および第二テキスト行など、このリストに記載されたパラメータの多くは、立面の［マーカーヘッド］パネルのグラフィカルインターフェイスを使用しても設定できます。設定は同じです。
立面図の［マーカーシンボルとテキスト］パネル
パラメトリック、GDLオブジェクトタイプのマーカーに使用可能な［マーカーヘッド］から選択します。このオプションは、ライブラリにロードしたマーカーによって異なります。
［塗りつぶし種類］：塗りつぶしを含む［マーカーヘッド］を選択した場合、このコントロールが有効になります。マーカーヘッドに適用する塗りつぶし種類を選択します。
［ペン］：マーカーテキストのペンを選択します。
［第一テキスト行］：このコントロールは、マーカーテキストの 1 行目を定義するのに使用します。使用可能なオプションは、［一般］パネルで定義したマーカー参照のタイプによって異なります。
例えば、［マーカー参照先：最初に配置した図面］を選択すると、［第一テキスト行］に［参照図面］が表示され、下のIDチェックボックスが有効になります。
［マーカー］パネルのプレビューウィンドウを参照すると、選択内容がどのようにマーカーに作用するかを確認できます。
［第二テキスト行］：このコントロールは、マーカーテキストの 1 行目を定義するのに使用します。使用可能なオプションは、［一般］パネルで定義したマーカー参照のタイプによって異なります。
立面図の［モデル表示］パネル（ソースの立面図マーカーの場合のみ）
コントロールは、［断面図ツール設定］の［モデル表示］パネルとまったく同じです。
「切断面の［モデル表示］パネル」を参照してください。
このパネルのコントロールを使用すると、この立面でのフロア高度線およびフロア表示マーカーの表示を定義できます。
［フロア高度を表示］：このポップアップリストでは、この立面にフロア線を表示する方法を選択できます。
•［表示のみ］：フロア線は画面上でのみ表示され、出力では表示されません。
•［表示と出力］：フロア線は、画面と印刷出力の両方で表示されます。
•［なし］：フロア線はこの立面では表示されません。
フロア高度線については、「フロア高度線」を参照してください。
フロア高度線の線種とペンカラーを選択します。
［マーカーとフロア高度線］：左右のチェックボックスで、左右のフロア高度マーカーを表示するかどうかを決定します。
中心のチェックボックスでは、フロア高度線自体を表示するかどうかを決定します。
注記：フロア表示マーカーのオフセット値が両方0に設定されている場合は、このボックスのチェックをオフにできません。
このウィンドウでのフロア高度を調整するには、［デザイン］→［フロア高度を編集］コマンドを使用します。
［境界へオフセット］：（立面図に描画されている立面線で定義される）立面の限界を超えるフロア高度線のオフセットの値を入力します。
［フロア高度マーカー］ポップアップ：デフォルトマーカーまたはロードされている別のマーカーオブジェクトを選択します。
選択したフロア高度マーカーの構成要素（テキストとシンボル）のフォントタイプ、エンコード、フォントサイズおよびマーカーサイズを選択します。必要に応じてテキストスタイル（太字、斜体、下線）を設定します。
［シンボルカラーを使用］：フロア高度マーカーは、パラメトリックGDLオブジェクトです。パラメトリックGDLオブジェクトのパラメータは、このパネルのパラメータウィンドウで調整できます。リストには、テキストフォントの色とフロア高度マーカーの輪郭線の個々のパラメータが含まれています（これは、シンボルカラーです）。デフォルトでは、［シンボルカラーを使用］ボックスは立面図の設定の［フロア高度］パネルでチェックされています。ただし、ボックスのチェックを外してこのパラメータを無効にし、立面図のフロア高度マーカーに別の統一カラーを設定できます。
オブジェクトの定義にスクリプトが含まれている場合、フロア表示の［カスタム設定］パネルが有効になります。
立面図の［フロア表示マーカーカスタム設定］パネル
このパネルは、（［断面のフロア高度］パネルで選択した）フロア表示マーカーオブジェクトに、GDLで定義されたグラフィカルインターフェイスが含まれている場合に有効です。
立面図の［通り芯ツール］パネル
「断面図の［通り芯ツール］パネル」を参照してください。