レイヤーを使用して要素交差を制御できます。
同じグループのレイヤーの交差グループに属する交差要素を正確に描画すると、相互に接続されます。
別のグループのレイヤーの交差グループの要素は接続されません。
0の例外:両方の要素が交差グループ0の場合、(同じレイヤー上でも異なるレイヤー上でも)交差は行われません。
デフォルトでは、全てのレイヤーがグループ1に設定されているため、全ての交差要素は、Archicadの一定の接続規則に基づいて結合されます。
レイヤーの交差グループ番号を編集
[レイヤー設定]の[レイヤー]パネルに移動します([ドキュメント]→[レイヤー]→[レイヤーの設定])。
交差部アイコンの下の値を編集します。このレイヤー上の全ての要素は、このレイヤー交差グループを使用します。
注記:レイヤー交差数は要素優先度とは無関係であり、単に要素をグループ化するためのタグやラベル(1、2など)として機能します。
注記: 交差グループ0に設定されている2つの要素は、交差することはありません。
要素接続を回避:個別のレイヤー交差グループの割り当て
例えば、複合構造の壁の詳細図を表示する場合などに、必要に応じて要素接続を回避できます。この場合、異なるレイヤーに交差壁を配置してから、いずれかのレイヤーに異なるレイヤーの交差グループ番号を与えます。
壁レイヤーの交差グループ番号が異なる場合:接続なし
壁レイヤーの交差グループ番号が同じ場合:壁は接続する
非表示レイヤーとの交差に関する注記:交差グループが同一の要素は、レイヤーの1つが非表示の場合も交差します。このため、非表示レイヤー上の要素との交差を示す「欠落」線が生じる場合があります。これを避けるためには、[レイヤーの設定]でレイヤーの1つを選択して、別の交差グループに割り当ててください。
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