スナップショットの種類

PLNスナップショット、チームワークプロジェクトスナップショット、ライブラリスナップショット

スナップショットには次の3種類があります:
  • チームワークプロジェクトスナップショット
  • ライブラリスナップショット
  • PLNプロジェクトスナップショット

チームワークプロジェクトのスナップショットとライブラリスナップショット

  • チームワークプロジェクトスナップショットには、モデルデータ、およびBIMcloud関連の全ての情報(ユーザーデータや役割など)が含まれます。サーバー障害が発生したときに、それを修復するか新規BIMcloudをセットアップする場合、作業を継続するためにチームワークプロジェクトのスナップショットをロールバックする必要があります。Archicadはチームワークプロジェクトスナップショットからデータを読み取ることができません(ただし、ArchicadはPLNスナップショットを読み取ることができます。以下を参照してください)。

  • ライブラリスナップショットには、ライブラリのライブラリ部品の全てのデータが含まれます。確保データは無視されます。すなわち、ライブラリ部品は、スナップショットの時点で特定のユーザーによって確保された場合でも、ロールバック後に未確保になります。

自動スケジュールされたスナップショットは、両方のタイプ(チームワークプロジェクトスナップショット/ライブラリスナップショット)で、スナップショット一覧表に従ってバックグラウンドで作成されます。ユーザーの操作は必要ありません。

PLNプロジェクトスナップショット

PLNプロジェクトスナップショットにはモデルデータのみ含まれます。また、Archicadの単独モードでチームワークプロジェクトを開くことができます。ロールバックを行う必要はありません。ArchicadでPLNプロジェクトを再度開き、チームワークプロジェクトとしてBIMcloudへ再共有するだけです。

PLNスナップショットの作成には、実行中のチームワークプロジェクトに参加済みのユーザーによる確認が必要です。

チームワークプロジェクト内のPLNスナップショットが(手動またはスケジュールによる自動で)作成されると、参加済みの全てのユーザーにスナップショットが保留中であることが(チームワークパレットのアイコンで)通知されます。このスナップショットは、ユーザーの一人が送受信中にスナップショットの作成をクリックすると、作成されます。

注: PLNスナップショットは、役割に以下の権限が含まれるユーザーのコンピュータにのみ作成できます:"PLNスナップショット - 作成にコンピューターを使用

保留中のPLNスナップショットがある場合、オンラインになったユーザーに警告され実行を求められますが、続行をクリックしてバックアップを実行する必要があるのは1名のユーザーです。残りのユーザーは通常どおりに作業できます。PLNスナップショット処理中は、続行を確定したユーザーはArchicadの操作を行うことができず次の通知が表示されます。