以下の機能を使用すると、編集モードを使用せずに平面図上の階段の形状全体を調整できます。
段を調整
このペットパレットコマンドを使用すると、U字型階段の対称性をグラフィカルに調整できます。
階段の基準線は入力時に作成されます。階段設定または情報ボックスを使用して、基準線の位置およびオフセットを設定できます(入力前後のいずれでも設定可能)。
「階段の基準線」も参照してください。
階段の基準線は、どのウィンドウでも編集できます(編集モードは関係ありません)。
平面図の階段の基準線の表示/非表示を切り替えるには、[表示]→[表示オプション]→[階段の基準線]をオンにします。
選択前の強調表示タグを使用して、基準線(境界以外)を選択します。
基準線を編集すると、動線を含む階段の形状全体が変更されます。
動線は基準線の編集内容に応じて変更されます
階段を継続
階段の基準線を継続するには(編集モードまたはモデルビュー)、選択した基準線のペットパレットにある[階段を継続]コマンドを使用します。
階段の境界を編集する
境界の一部を選択して強調表示します。
階段の境界は、どのウィンドウでも編集できます(編集モードは関係ありません)。
Tabキーおよび選択前の強調表示を使用して、境界(基準線以外)を選択します。
塗りつぶしの編集と同様のペットパレットコマンドを使用して、階段の境界をグラフィカルに編集します。
境界を編集すると、階段の外側の形状は変更されますが、動線と基準線は変更されません。
階段の境界を編集しても、動線は変更されません
平面図の境界セグメントの表示/非表示を切り替える
選択したどの階段セグメントに対しても、ペットパレットの[境界セグメント設定]コマンドを使用して、このダイアログボックスを開くことができます。
必要に応じて、選択したセグメント(または全て/その他の階段セグメント)の表示/非表示を切り替えます。
例えば、2つのノードを階段セグメントに追加してから、それらの2点間の階段の境界を非表示に切り替えることができます。
2つのノードを挿入して新しい階段セグメントを作成してから、そのセグメントを選択して非表示に設定した場合
「単一の踏面の任意の辺を非表示にする」も参照してください。
階段の境界を編集する - 例
この例では、階段の境界を編集して、突き出した壁セグメントのために十分なスペースを切り取ります。