階段のターンタイプ(踊り場またはワインダー)とそのオプションは、階段設定で定義します。
選択したターンタイプは、階段昇降部の任意の2つのセグメント間の各ターン(階段の基準線を配置するときにクリックした各点)に配置されます。したがって、全てのターンは同じ設定になります。ただし、配置した階段の各ターンタイプを個別にカスタマイズできます。
下の「階段のターンタイプを編集する」を参照してください。
階段設定または情報ボックスで、階段全体に適用するターンタイプを選択します。
•自動踊り場
•ワインダー 等角度
•ワインダー 均等踏面
注記:米国バージョンのArchicadでは、踏面は「Goings」ではなく「Runs」と呼ばれます。
タイプごとに、ポップアップをクリックして、特定の設定を調整します。この設定は各ターンタイプに応じて異なります。
•コーナーからの踊り場オフセットは、固定値または最小値として定義します (最小値を選択した場合、階段の入力形状を調整するためにオフセットを増やすことも可能です)。
•踊り場のリード終端およびトレイル終端のオフセット値を入力します。
•対称的な踊り場(両端のオフセットが同一)を設定する場合は、鎖アイコンをクリックします。
注記:鎖アイコンにより、階段の各ターンに対して対称的な踊り場が設定されます。ただし、階段に複数の踊り場を設定する場合、踊り場ごとに異なるオフセット値が使用されることがあります(オフセット値を固定値ではなく、「最小値」として定義した場合)。
•オフセット値は、モデル単位からまたは一定の踏面数として定義します。
分割方法を設定する
ワインダーの分割方法を選択します。
•[最適な踏面幅]:階段の直線昇降部上の踏面幅に最も近いワインダーの踏面幅が自動的に検出されます。
•[最大踏面数]:現在の階段設定の制限範囲内で、最大数の踏面がワインダーに自動的に挿入されます。
•[踏面数を固定]:下部のフィールドに、ワインダーの固定分割数を入力します。階段設定のその他のルールに関係なく、この設定値に応じてワインダーが分割されます。
踊り場と同様に、ワインダーの両端に固定値または最小値として蹴上オフセットを設定します。
均等踏面では、直線段と回り段の両方の全ての踏面が均等です。
注記:米国バージョンのArchicadでは、踏面は「Goings」ではなく「Runs」と呼ばれます。
•単一の階段内では、均等踏面のワインダーには全て同じワインダータイプが使用されます(全て「2点」ワインダーなど)
•均等踏面のワインダーでは、計算上の動線をオフセットすることができます。これは踏面に影響を与えます。「ターンでの動線のオフセット(均等踏面のワインダー)」を参照してください。
•均等踏面のワインダーでは、動線を直線または曲線のいずれかに設定できます。
4タイプの均等踏面のワインダーのいずれかを選択します。タイプによって構築方法が異なります。各タイプについては、そのタイプのダイアログに表示される図を参照してください。
詳細な図と説明については、以下を参照してください。
ターンタイプおよびセグメントタイプ
ターンだけでなく、階段セグメントも踊り場またはワインダータイプセグメント(および階段昇降部セグメント)として定義できます。セグメントタイプは、階段設定で定義するのではなく、階段入力時に設定します。
「階段のセグメントタイプ」を参照してください。
これらのセグメントの定義により、階段設定で指定した内容とは異なるターンタイプが生成される可能性があります。
いずれの場合も、階段入力後に特定のセグメントや特定のターンのターンタイプオプションをカスタマイズできます。
以下を参照してください。
階段を配置した場合、ペットパレットを使用して任意のターンのターンタイプ設定を調整できます。
注記:単一の階段内では、均等踏面のワインダーには全て同じワインダータイプを使用する必要があります。均等踏面のワインダーを選択した場合に編集できるオプションは、ワインダー数のみです。
1.平面図で階段を選択します。
2.回転ポイントをクリックしてから、ペットパレットから[ターンタイプオプション]を選択します。
3.表示されるダイアログボックスで、目的のターンタイプと、適用するオプションを選択します。
[変更を適用]:ポップアップから、クリックしたターンまたは階段全体の全てのターンのいずれかを選択します。
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