特定のプロジェクトで作業している全員が同じプロパティセットを使用し、1人の担当者がその管理責任を担うことをお勧めします。
インポート/エクスポートプロパティを使用して、全員が同じプロパティセットを使用していることを確認します。
「プロジェクト間でのプロパティのエクスポート/インポート」を参照してください。
ただし、ホットリンクモジュールにホストファイル以外の別のプロパティが含まれている場合は、次の使用事例に基づいてこれらを管理できます。
ホットリンクモジュールに定義が競合する同一のプロパティを含める
ホットリンクモジュールにホストプロジェクトに存在しない新規プロパティ(またはグループ)が含まれる場合、これらはプロパティマネージャー内のリストに追加され、グレーで表示されます。
ホットリンクモジュールからのプロパティ
•他のプロパティのように、検索可能
•他のプロパティのように、スケジュール可能
•ホストプロジェクトで編集または削除できない。外部ファイルでのみ編集可能
このような各プロパティまたはグループをホストプロジェクトに結合することもできます。これを行うには、プロパティマネージャーの行の最後にある[結合]アイコンをクリックします。
プロパティが結合されると、ホストプロジェクトの完全に編集可能な部分になります。
結合されたプロパティは、外部ファイルへの接続を失います。外部ファイルでこのプロパティに対して行った変更は、ホストファイルに反映されません。
ホットリンクモジュールに定義が競合する同一のプロパティを含める
同じ名前を持ち、同じグループに属するプロパティは、同一とみなされます。
ただし、ホットリンクモジュールがホストファイルと同一のプロパティを含み、そのプロパティ定義が競合する場合もあります。例えば、2つのプロパティが同じ名前(例:「耐火性等級」)で、データタイプ(例:タグリストとオプションセット)や使用可能な分類が異なる場合があります。
この場合、ホットリンクモジュールのプロパティは、ホストファイルのプロパティと競合します。競合するプロパティは、プロパティマネージャーでリストに追加されますが、[ホットリンクでのプロパティの競合を表示]をオンにした場合のみ表示されます。
このような競合する各プロパティまたはグループに対して、次のいずれかの操作を行うことができます。
•プロパティマネージャーの行の最後にある[結合]アイコンをクリックします。ホットリンクモジュールのプロパティとその定義は、ホストファイル内の対応するプロパティを上書きします
•ホットリンクのソースファイルを開き、そのプロパティ定義を、ホストファイルのプロパティ定義と一致するように編集します。その後、ホストファイルでホットリンクモジュールを更新して競合を解消します。
•何もしません。この場合、ホットリンクプロパティの使用可能な分類と値はホットリンク要素で使用され、ソースファイルの要素にはソースファイルの設定が使用されます。
–例外:プロパティがデータタイプでのみ異なる場合、ホストプロジェクトプロパティのデータタイプが使用されます (ホットリンク要素のプロパティは変換され、ホストプロジェクトプロパティのデータタイプが使用されます)。