例えば、壁に開口部があるとします。
開口部面積に上書きを割り当てると、2つの側面を持つ薄いペンキのようになります(帯状の壁紙のようなもの)。
したがって、材質をリストする場合、ここでは合計3つの材質の可能性があることを念頭に置いてください。
•1つの壁面積
•さらに開口部の材質上書き(「壁紙」)2面
リストする内容にもよりますが、材質一覧表は必要な面のみをカウントするようにしてください。「仕上」要素でブロックされている面は、一覧表にカウントされません。
要素を「仕上」にする場合は、材質一覧表の一覧表設定の[露出面積の減算]ダイアログを使用します。(「材質一覧表の露出面パラメータ」を参照)。
後述の例を参照してください。
例:開口部の塗装面をリスト
開口部が壁を貫いていて、開口部の辺を上書きで塗っています。
塗装された開口部の面には、2つの側面があります(帯状の壁紙のようなもの)。
開口部の材質上書きを一覧表にして、その見える側だけを表示するとします。この結果を得るには、次の手順を実行します。
•[露出面積の減算]リストに壁を追加(「壁紙」の非可視面を除外する)
•[露出面積の減算]リストに開口部を追加(元の塗装されていない壁面を除外する)
例:壁面積のみをリスト、開口部は穴のみ
開口部はホスト構造に穴を開けただけのもので、材質上書きはできません。
注記:開口部に上書き機能がない場合、その材質をリストアップすることはできません。しかし、このような開口部でもホスト要素を仕上げることは可能です。
開口部を無視してホスト要素の表面のみをカウントするとします。開口部がホスト要素の表面を覆うように設定されていないことを確認してください。この結果を得るには、次の手順を実行します。
•[露出面積の減算]リストから開口部を削除(壁の開口面を表示する)
[露出面積の減算]リストから開口部を削除する