これは[生成ルール]ダイアログボックスのパネルです。
このコントロールでは、接続のない端部またはエッジリリースの設定値を構造解析ソフトウェアでどのように解釈するかを定義します。
一部の構造ソフトウェアでは、このような接続のない端部/エッジは全て自動的に「剛接合」とみなされます。そのようなソフトウェアを使用する場合は、必要に応じてこのパネルでこの設定を変更してください。以下を参照してください。
接続のない端部とエッジ:
変換と回転の設定を使用(デフォルト設定)
デフォルトでは、要素レベルの端部/エッジリリース設定が考慮されます。
変換または回転値をカスタマイズした場合、構造解析モデルをSAF形式にエクスポートするときにこれらが考慮されます。
「端部/エッジリリース」を参照してください。
エクスポートされたSAFファイルでは、RelConnectsSurfaceEdgeの値は要素レベルの端部/エッジリリース設定を反映して[フリー]または[カスタム]になります。
モデルでは、カスタム値を持つ全てのエッジに通常どおりにリリースシンボルが表示されます。
カスタムエッジリリース
剛接合とみなす(未接続の端部/エッジ辺に適用)
一部の受け取り側ソフトウェアでは、未接続の端部、エッジ、およびエッジ辺は全て「剛接合」とみなされます。
このようなソフトウェアとの互換性が保持されるように、Archicadのモデルをエクスポートすることもできます。
[端部/エッジリリース]パネルで、[剛接合とみなす]を選択します。
その結果、次のようになります。
•要素レベルで設定されたリリース値に関係なく、接続されていない全ての端部、エッジ、エッジ辺が剛接合としてエクスポートされます。
•要素レベルの端部/エッジリリース設定が別の値に設定されている場合でも、RelConnectsSurfaceEdgeでのSAFファイル値は「剛接合」になります。
•部材が別の部材に接続されている場合のみ、カスタマイズされたエッジリリース値が生成され、リリースシンボルがモデルに表示されます。
カスタムエッジ:接続された辺のみに沿って表示
その後、モデルに構造解析部材を追加すると、接続されたエッジ(辺)がカスタマイズされたリリース値でエクスポートされ、該当する場合に表示されます。