はじめに
物理モデルの品質チェックでは、フィルタによって特定のモデリングや形状の異常をチェックし、物理モデルが正しいかどうかを確認します。その他のタイプのモデルチェックと同様に、結果(モデルチェックレポートに表示)から潜在的な問題を把握できます。
したがって、調整ルールを適用して構造解析モデルを生成する前に、物理モデルの品質チェックを実行してください。
物理モデルの品質チェックダイアログには、パラメータのチェックリストが含まれます。リストの全てのパラメータまたは一部のパラメータに基づいて、モデルをチェックすることができます。各パラメータについて、以降で簡単に説明します(「物理モデルの品質チェックのパラメータ」を参照)。
これらのパラメータの制限値/許容値は、例えば、モデリング標準や構造解析ソフトウェアのルールに準拠するようにカスタマイズすることができます。
物理モデルの品質チェックの機能
•(1D部材と2D部材ではなく)物理的な組み立て要素に重点を置く
•構造機能に関係なく、組み立て要素が考慮される(1つのパラメータを除く:「より近い別の構造耐力要素」を参照)
•表示要素のみがチェックされる
•要素を選択した場合、選択した要素のみがチェックされる
物理モデルの品質チェックを実行
3D/平面図/断面図ウィンドウの場合
1.[デザイン]→[モデルチェック]→[物理モデルの品質]を開きます。
2.物理モデルの品質チェックは、リストのパラメータに基づいて行われます(詳細については、「物理モデルの品質チェックのパラメータ」を参照)。考慮する必要のないパラメータのチェックはオフにします。
3.[確認]をクリックします。
4.モデルチェックレポートが開き、結果が表示されます。
「モデルチェックレポート」を参照してください。