躯体表示機能を使用すると、構成要素の定義方法に応じて、さまざまな方法で組み立て要素を表示できます。
例えば、他のデザイナやエンジニアとの共同作業時に、非構造体の壁を無視し、複雑な要素の構造体の構成要素のみを表示/出力したい場合があります。
目的の躯体表示オプションに切り替えるには、次のいずれかを実行します。
•ウィンドウの下部にあるクイックオプションバーから[躯体表示]ポップアップを使用します。
•[ドキュメント]→[躯体表示]を使用すると、これらの設定を行い、設定を現在のウィンドウに適用して、ビューごとに個別に設定を保存できます。
最初の3つのオプションを使用すると、構成要素の定義方法に応じて、複合要素または複雑な要素の構成要素および柱の仕上げの表示/非表示を切り替えることができます。
「構成要素を「躯体」または「仕上げ」として定義する方法」を参照してください。
1.[モデル全体]:デフォルト設定です。モデルの全ての部分が表示されます。
2.[仕上げなし]:モデルは、以下の仕上げなしで表示されます。
–「仕上げ」として定義された塗りつぶし/コンポーネント
–「仕上げ」として定義された柱の仕上げ
3.[躯体のみ]:「躯体」として定義された構造のみが表示されます(複雑な構造または複合構造、および仕上げが設定された柱に適用可能)。
「複合構造/断面形状要素の仕上げの寸法を自動的に記入する」も参照してください。
4.[構造耐力要素の躯体のみ]:4番目のオプションでは、全ての組み立て要素(複合要素/複雑な要素以外の要素も含む)が考慮されます。このオプションを選択すると、「非構造耐力要素」または「未定義」として分類した全ての要素が非表示になります。
「構造耐力要素の躯体のみ」オプションには、次の3つの効果があります。
-「非構造耐力要素」または「未定義」に分類される要素は非表示になり、「構造耐力要素」に分類される全ての要素は表示されます
-構造体の複合構造と複雑な構造では、その躯体のみが表示されます
-柱の設定で「躯体」として定義された柱の仕上げは、柱の躯体と一緒に表示されます